こんにちは、ヒップホップダンス歴6年、現役ダンサーのリュウヘイです。
以前、YouTubeにて『ヒップホップダンス-基本ステップ47まとめ』という動画(下記)を公開し、ヒップホップダンスで使われる47のステップを網羅的に紹介しました。
この動画をもとに、本記事では各ステップのルーツや豆知識も紹介していきます。それぞれのレクチャー動画も貼っておくので、ぜひ参考にしてみてください。
※本記事で紹介する順番は、まとめ動画(上記)の順番に合わせています。
※動画の数がおおいため、3ページにわけて紹介していきます。
1.ボックスステップ
誰しもやったことのある「ボックスステップ」。名前のとおり、四角形を意識してリズムを踏んでいくステップです。
2.サイドステップ
名前のとおり、左右にからだを動かしながらリズムを取るステップです。
1990年代に流行していた「ニュージャックスイング」という音楽ジャンルにあわせて使われていましたが、現在も振り付けではよく使われます。
3.クラブステップ
ヒップホップダンスの基本ステップといえば、すぐに出てくるのは「クラブ」でしょう。
名前のとおり、カニのように足を動かします。
4.ランニングマン
クラブステップとおなじくらい認知度の高いステップです。
三代目J Soul Brothersの「R.Y.U.S.E.I」で爆発的に流行しましたね。
5.ポップコーン
跳ねるような動きでリズミカルに見えるステップです。
ポップコーンはさまざまなステップに応用されるので、覚えておくとよいですね。
6.スポンジボブ
有名なアニメなキャラクターから名前が付いたステップです。
7.パーティマシン
「6.スポンジボブ」と似た動きのステップですが、2つの違いは「移動する向き」です。
「パーティマシン」は、自分の中心から外側に動くステップで、それに対し「スポンジボブ」は、外側から中心に向かって動くステップです。
「文章だとわかりにくい」という方は2つのレクチャー動画を見直して、違いを見つけてみてください。
8.リープホッパー
さらにもうひとつ「6.スポンジボブ」と似たような動きがあります。
足を前後に振っているだけのちがいですが、一緒に覚えておきましょう。
9.バートシンプソン
バートシンプソンは、別名「スライド」とも呼ばれます。
よく使われる動きなので、反復練習してみましょう。
10.チャールストン
チャールストンは人気のステップですが、その由来は音楽ジャンルの「ジャズ」にあります。
1923年に、James P Johnson作曲の「Charleston(South Carolina)」という曲で踊られたのがはじまりで、アメリカのサウスカロライナ州チャールストン市が発祥のため「チャールストン」と名づけられました。
11.BKバウンス
チャールストンと似たようなステップです。
ほとんど同じ動きですが、BKバウンスも一緒に覚えておきましょう。
BKバウンスは「7.パーティマシン」と「25.スティーブマーティン」を組み合わせてできたステップです。それらの特徴をふまえ、「からだを倒しながらステップを踏むこと」がポイントです。
12.ゲットライト(ゲッティングライト)
ゲットライトは「10.チャールストン」の横バージョンと考えてもらってOKです。
13.ロジャーラビット
ロジャーラビットの由来は、1988年の映画『Who Framed Roger Rabbit』にあります。
名前のとおり、ウサギ(ラビット)が跳ねるような動きが特徴のステップで、1990年代に流行した「ニュージャックスウィング」という音楽ジャンルでよく踊られていました。
当時は、MVを見た人たちがマネをして踊っていましたが、現代ではダンスの基本ステップとしても有名です。
14.ポニー
ロジャーラビットとよく似た動きのステップです。
ロジャーラビットよりも簡単なので、まずはここから覚えてもいいですね。
15.リーボック
最近は「グッチ」とも呼ばれるステップです。
なぜ別々の名前で呼ぶようになったのかは不明ですが、同じステップのことだと覚えておきましょう。
16.サイドリープ
リーボックと組み合わせて使われることが多いです。
「6:リープホッパー」にも似ているので、あわせて練習してみてください。