大学からダンスを始めようと思ってるんだけど、今さら遅いかな?
新しいことに挑戦してみたいけどどうだろう…。
こんな疑問にお答えします。
記事を書く僕は、高校生までずっとサーカーをやっていて、大学に入ってからダンスを始めました。
ダンス経験は文化祭で踊ったことがあるくらいでしたが、そんな僕もダンスをはじめてもう6年目。これまでにはインストラクターやコンテストでの受賞歴もあります。
僕の実体験ベースでお話しするので、ぜひ参考にしてみてください。
ダンスは大学からでも遅くない
結論、ダンスは大学からでも遅くありません。というのも、僕もダンスを大学から始めましたし、知り合いのなかにも大学から始めてプロになった人がいるからです。
ちなみに僕の場合、プロと言っていいのか分かりませんがインストラクターの経験もありますし、バトルやコンテストで賞を取ったこともあります。
このように、大学からダンスを始めても十分楽しむことはできますし、結果を残すことだってできるので安心してください。もう少し具体的な経験談をお話していきます。
ダンスを大学から始めた経験談
僕が所属していたのは、福島大学にあるダンスサークルでした。サークルの特徴はこんな感じです。
- 人数・・・40人前後
- 男女の比率・・・ちょうど半々くらい
- 練習頻度・・・週4
それからあくまで僕がいたサークルについて言えばという感じですが、ダンス未経験から始める人がほとんどだったので一緒に成長できるような環境でした。
基本的に教えてくれるのは先輩で、上達意欲の高いひとは自分で外部に行ってプロのレッスンも受けるという感じです。
大学サークルに入っていて良かったこと
1番良かったと思うことは青春できたことです。社会人になってからは1人で練習することが多いのですが、学生時代ほど楽しさや熱量はないなと感じるからです。
ダンスそのものへの探究心はいまだに変わってないのですが、学生ならではの楽しみ方は学生のうちにしかできないものですね。
そこでしか出会えない仲間と一生懸命練習したり、ときにはバカみたいに遊んだりできるのはその瞬間だけなので、そういった意味でもサークルに入っていて良かったなと思います。
大学時代の成績
僕の大学4年間での成績は以下の通りです。
- 1年目・・・まったく勝てない
- 2年目・・・ちょいちょい勝てるようになる
- 3,4年目・・・サークルの会長を務める、インストラクターを経験する、コンテストで賞を取る
このように3・4年次にはバトルで勝ったりコンテストで賞を取れたりもしたので、サークルにいてもそれくらいにはなれると思います。
とはいえ優勝経験は一度もないので、そこは学生時代の心残りかもしれません。
ダンスを大学から始めるときに考えること
ダンスを大学から始めるときに考えるべきことは以下の通りです。
- ダンスをどこでやるか
- 金銭面
- 自分の熱量はどれくらいか
僕の経験に基づいてお話していきます。
①ダンスをどこでやるか
ダンスを大学から始めるにあたって、まずはどこでやるかを考えましょう。おそらく以下3つのうちのいずれか、または複数のパターンで始めることが多いかなと思います。
- ダンススクール
- 自宅 or ストリート(独学)
- ダンスサークル or ダンス部
それぞれにメリットやデメリットがありますが、ここでは簡単にふれてみたいと思います。
ダンススクール
手っ取り早く上達する方法はダンススクールでプロの先生に習うことです。入会費やチケット料を払って、毎週レッスンに参加する方法です。
先生がレッスンの内容や覚えるべきことを教えてくれるので成長が早いと思います。
ただ、僕も何度かレッスンに行ったことはあるのですが、初心者がいきなり行くというのはなかなか抵抗がありました。
ダンススクールのメリット・デメリット
メリット | デメリット |
---|---|
上達が速い 練習場所に困らない |
年齢層がバラバラ 友人関係が作りにくい 費用が高い 自分で考えなくなる |
自宅orストリート(独学)
ストリートダンスの歴史的な面を考えて、ストリートで踊ってこそダンサーという観点はいまだに根強くあります。
ただ、僕としては無理してストリートでやる必要もないのかなというのが正直なところです。
また、同じように路上で踊る仲間がいればいいのですが、初心者がずっと一人でやるというのは正直つらい気がしますね。自宅に関してはシンプルに限界があります。
独学のメリット・デメリット
メリット | デメリット |
---|---|
上達は人による 人付き合いが苦手な人にはおすすめ ノーコスト 個性が出やすい |
場所が確保できないことがある 友人関係は作りにくい 長続きしないことがある |
参考:ダンス独学者におすすめの記事
ダンスサークル
僕が大学生におすすめするのはダンスサークルです。1番の理由は仲間がいることですね。
ダンスサークルでは、ダンス以外の時間も関わることが多く、社会人になった今でも時々会って遊んだりします。
僕はかなり濃密な時間を過ごせたので、ダンスの面はもちろんそれ以外の面がかなり成長した気がします。
ダンスサークルのメリット・デメリット
メリット | デメリット |
---|---|
とにかく楽しい 友人関係が築ける 練習場所に困らない |
それなりに費用がかかる ダンス以外の行事が多々ある 上達の速さは人による |
②金銭面
大学生が考えなければならないこととして、金銭面も現実的な問題です。大学生はお金ありませんからね…。
どこで踊るにしてもメリットやデメリットがありましたが、特にダンススクールやダンスサークルでは金銭的な問題も大きく関わってきます。
現に僕がいたサークルでも、金銭的な問題を理由に途中で辞めてしまった人もいました。
それなりにバイトなどができれば問題ないのかもしれませんが、経済的な部分は自分にしかわからないことです。加入する前に少し考えてみましょう。
③自分の熱量はどれくらいか
自分がダンスに対してどれくらいの熱量をもっているかを考えるのも大切なことです。理由は、熱量が合っていないと楽しめなくなるからです。
例えば、自分がめちゃくちゃ頑張りたいのに周りがそうでもなければ温度差が生まれますよね。それは反対も同じです。
入ってから後悔したということがないように、自分の熱量と加入を考えている場所での熱量を確認しておくと良いと思います。
結果を求めるならサークルはやめた方がいい
いきなりこんなことを言うのもなんですが、もしあなたがダンスで結果を残したいという思いが1番強いなら、大学サークルではなくスクールに通った方がいいと思います。
理由は以下の通りです。
- 教えてくれる人のレベルが違うから
- 大学サークルに求めることはダンスだけではないから
理由①:教えてくれる人のレベル
経験談でも話しましたが、ダンスサークルで教えてくれるのは先輩なので言ってしまえば同じ学生です。比べてスクールで教えてくれるのはプロのダンサーで、指導経験も学生よりはるかに上だと思います。
手っ取り早くプロに習った方が成長できるので、ダンスをある程度知っていて結果を求めるなら、サークルに入るのはやめた方がいいですね。
理由②:大学サークルに求めることはダンスだけではない
少なくとも僕のサークルではそうだったのですが、飲み会やダンス以外のイベントがたくさんありました。それって、ダンスで結果を残したいアスリート気質な人にとっては無駄でしかありませんよね。
おそらく大学サークルのほとんどの人は、学生のうちだけでもダンスを本気でやって青春したいというパターンなので、大学サークルをアスリート気質に変えるのは現実的ではありません。
普通に考えたら無駄だと思うようなことを楽しんでやるケースが多く、学生はそういった時間を求めています。結果だけを求める人には合わない部分が多いので、考えておくと良いと思います。
ダンスだけに注力しすぎるのは危険
僕もそうだったのですが、ダンスにハマってダンスだけに力を注ぎすぎるのは危険です笑
プロの道に進む、大学を辞めても問題ない人はいいかもしれませんがほとんどの人は違いますよね。
大学にもよりますが、学業不振の場合そもそも大学に居られなくなったり、人によっては親に迷惑をかけたりします。
学生って暇だよなって言われる経験が多々ありましたが、やることをやってる人にとってはそんなことありません。バイトもサークル活動も学業も、色々と大変ですよ。
まとめ:ダンスを大学から始めるならとことん楽しもう!
記事のポイントをまとめます。
ダンスは大学から始めても遅くありません。もしこれからダンスを始めるのなら、以下の点を確認しておくと良いと思います。
- ダンスをどこでやるか
- 金銭面
- 自分の熱量はどれくらいか
今回は僕の経験談に基づいてお話しさせていただきましたが、最終的には楽しんだもの勝ちです。ぶっちゃけ大学で出会う人を選ぶことも、自分の思いのままに組織の体勢を大きく変えるのもほぼ不可能です。
- 無駄を省いて結果を残したいのか
- 4年間だけでも青春したいのか
- バイトをしてたくさんお金を稼ぎたいのか
などなど最初のうちににある程度考えれば選択肢は見えてくると思います。
ダンスを大学から始めると決めたなら、置かれた環境でとことん楽しむことがおすすめです。その瞬間でした味わえないやりがいをぜひ感じていただきたいと思います。
ちなみに、僕のブログ『PeiBlog』ではダンス未経験から初心者の方向けにレッスン動画を無料で配信しているので、参考までにこちらもぜひ。
というわけで、今回は以上となります。
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