ミドルヒップホップってどんなダンスなの?特徴とかを教えて。
こんな疑問にお答えします。
記事を書いている僕のヒップホップダンス歴は6年ほど。これまでにはインストラクターなどの経験があります。
今回はそんな僕が、ミドルヒップホップについてまとめました。ぜひ参考にしてみてください。
ミドルヒップホップとは?【特徴の解説と参考動画】
ミドルヒップホップとは、1980年代後半~1990年代の音楽(ニュージャックスイング)に合わせて踊られたダンスのことで、正確には「ミドルスクールヒップホップ」という呼び名です。
本記事では詳しく触れませんが、1980年以前のダンスは「オールドスクール」、1990年以降のダンスは「ニュースクール」と言います。
つまり「ミドルスクールヒップホップ」とは、オールドスクールとニュースクールの間に踊られていたダンスのことです。
ミドルヒップホップの特徴
ミドルヒップホップの特徴は、スピードの速い曲調の音楽(ニュージャックスイング)に合わせ、軽快なステップで踊ることです。
ちなみに「ニュージャックスイング」とは、ヒップホップミュージックの1つで1980年代後半から流行した音楽ジャンルを指します。
「ミドルヒップホップ」は、ニュージャックスイングの音楽に合わせて踊るダンスなので、比較的テンポが速い曲で踊ることがほとんどです。
ミドルヒップホップの参考動画
芸能人でいうと「EXILE」が有名
日本のダンサーでは、少し前までの「EXILE」が踊っているダンスがミドルヒップホップに近いです。
最近でこそ、ミドルヒップホップで使われるようなステップを取り入れるダンサーが多いですが、当時のEXILEさんのダンスはまさにミドルヒップホップという感じ。参考までにぜひご覧ください。
「ミドルスクールヒップホップ」は日本独自の言い方
豆知識ですが、「ミドルスクールヒップホップ」は日本独自の分類の仕方で、海外では「ミドルスクールヒップホップ」という分類はされていません。
というのも、海外ではミドルヒップホップがそれほど主流でなかったり、「オールドスクール」と一緒にまとめられたりするからです。
知らないとマズいわけではないですが、「ミドルスクールは日本独自の分類である」と覚えておきましょう。
ミドルヒップホップの代表的なステップ7つを紹介
以下の通りです。
- ①:ランニングマン
- ②:ロジャーラビット
- ③:パーティマシン
- ④:バードシンプソン
- ⑤:ブルックリン
- ⑥:ロボコップ
- ⑦:トゥループ
それぞれ参考動画があるので、順に見ていきましょう。
①:ランニングマン
②:ロジャーラビット
③:パーティマシン
④:バートシンプソン
⑤:ブルックリン
⑥:ロボコップ
⑦:トゥループ
以上、代表的なステップ7つを紹介しました。
ちなみに、ヒップホップダンスのステップに興味がある方は、以下の記事も参考にどうぞ。
【全5曲】ミドルヒップホップでよく踊られる曲を紹介
ミドルヒップホップでよく使われる曲を紹介しますが、正確には「ミドルヒップホップが踊られていたころに流行った曲」です。
有名な曲が多いので、ぜひ覚えておきましょう。(以下、「曲名-アーティスト名」)
①:Every Little Step – Bobby Brown
ニュージャックスイングの代表曲といえばこの曲です。おさえておきましょう。
②:Now That We Found Love – Heavy・D & The Boyz
かなり有名です。
③:Remember The Time – Michael Jackson
前半に少しだけ紹介した「ニュースクールヒップホップ」の先駆け、ヒップホップダンスの歴史において重要な曲です。
ヒップホップダンスの歴史に興味のある方は以下の記事も参考にどうぞ。
④:What About Your Friend – TLC
TLCは個人的にすごく好きなアーティストです。名曲ばかりなのでぜひ聴いてみてください。
⑤:Poison – Bell Biv DeVoe
この曲も有名ですね。
以上、ミドルヒップホップでよく踊られる曲を紹介しました。
これまでの曲を含め、さらにニュージャックスイングの曲を知りたい方は「r&b SOUrCE」というサイトを参考にしてみてください。とても勉強になることが多いです。
「r&b SOUrCE」は下記のリンクからどうぞ。
まとめ:ミドルヒップホップとは今でも人気のあるダンス
記事のポイントをまとめます。
・正確には「ミドルスクールヒップホップ」という。
・テンポの速い曲や軽快なステップで踊られることが多い。
以上、ミドルヒップホップについて紹介してきましたが、ミドルヒップホップは決して過去のダンスではありません。
日本独自の分類とはいえ、今でもミドルヒップホップの要素を取り入れているダンサーはたくさんいます。
むしろミドルヒップホップを経験しておくと、ステップのバリエーションやダンスの幅が広がるかもですね。ぜひ挑戦してみてください。
というわけで、今回は以上となります。
参考記事