こんにちは、リュウヘイです。
本記事では、ダンスステップ『ロジャーラビット』のレクチャーをしていきます。
ちなみに、僕のダンス歴は6年ほど。
これまでにはインストラクターなどの経験があります。
今回はそんな僕が「ロジャーラビットのやり方を知りたい」という方向けに、ロジャーラビットのやり方をわかりやすく解説するので、ぜひ参考にしてください。
「文字よりも動画を見ながら練習したい」という方は、上記を参考にどうぞ。
なお、本記事では動画の補足とステップの由来などの豆知識も紹介しているので、動画とあわせてご覧ください。
ロジャーラビットとは?【由来を解説】
ロジャーラビットの由来は、1988年の映画『Who Framed Roger Rabbit』にあります。
名前のとおり、ウサギ(ラビット)が跳ねるような動きが特徴のステップで、1990年代に流行した「ニュージャックスウィング」という音楽ジャンルでよく踊られていました。
当時は、MVを見た人たちがマネをして踊っていましたが、現代ではダンスの基本ステップとしても有名です。
以下からは、そんなロジャーラビットのやり方やコツをレクチャーしていきます。
ロジャーラビットのやり方
以下のとおり。
- 左足を伸ばす+右足をうしろに伸ばす
- 右足を左足の外側につく(ひざは曲げておく)+左足のももを上げる
- 右足を伸ばす+左足をうしろに伸ばす
- 左足を右足の外側につく(ひざは曲げておく)+右足のももを上げる
- ①~④をくり返す
文字だとすこし複雑なので、イメージがつきにくい場合はこちらより冒頭の動画を参考にしてください。
ロジャーラビットを覚えるコツ
以下のとおりです。
- コツ①:2つの局面を覚える
- コツ②:リズムをつけてみる
具体的に解説します。
コツ①:2つの局面を覚える
ロジャーラビットを習得するためのポイントは、「2つの局面」をしっかり覚えることです。
具体的には、下記の2つ。
- ①:片足を軸に反対足をうしろに伸ばす
- ②:伸ばした足を軸足の外側につく+軸足を上げる
実は、ロジャーラビットは上記2つの局面が連続してできるステップです。まずはゆっくり①・②の局面を整理して、少しずつスムーズにできるよう練習してみてください。
なお、特に重要なのは①から②の局面への切り替えです。
このとき、伸ばしていた足を軸足の外側につかなければ、やりにくかったり後ろに下がっていったりします。
軸足のかかとをつま先で蹴るようなイメージでやると、ムダに動きすぎてしまうことがなくクリアになるので意識してみましょう。
コツ②:リズムをつけてみる
ほとんどのダンスステップに共通していえることですが、リズムと動きを一致させると習得しやすいです。
「どういうこと?」と思うかもなので、具体的に説明します。
まず復習として、ロジャーラビットは2つの局面が連続しているステップです。
実は、ダンスのリズム取りもおなじように、たいていは「表拍→裏拍→表→裏」の2つの拍を連続してカウントします。
つまり「1の動きと表拍」「2の動きと裏拍」、もしくは「1のとき裏」「2のとき表」というように、動きとリズムはマッチするはずです。
ダンスでよくある例として、「動きや足の動きだけに気をとられて、だんだんわけがわからなくなった」ということがあります。
まさにこの原因は、「リズムを無視して動いているから」です。
しかし、冷静に動きとリズムを一致させれば、ステップは必ずできるようになります。もしつまづいたときは、動きだけでなく「リズム」も意識して練習してみましょう。
【応用】リズムを「16ビート」にしてみよう
2つの局面とリズム取りがうまくできるようになったら、応用として「16ビートのリズム取り」を入れてみましょう。
ロジャーラビットは「うさぎ」のように跳ねる動きを見せたいので、16ビートのリズムを取りながらできると見栄えがさらに良くなります。
冒頭の動画(6分10秒〜)でも解説しているので、余裕のある方はこちらからチャレンジしてみてください。
なお、16ビートのリズム取りについては、下の動画を参考にどうぞ。
ロジャーラビットを曲にあわせてやってみよう
以下に、ロジャーラビットが使われている参考動画を2つ紹介します。
ステップは曲にあわせて練習するとしっかり定着するので、ぜひやってみてください。
①:Every Little Step – Bobby Brown
ニュージャックスイングの代表曲といえばこの曲。
かなり有名です。
MVの1:50からロジャーラビットが使われているので、参考にしてみてください。
②:Opposites Attract – Paula Abdul
ユニークなMVですよね。
2:32くらいでロジャーラビットが使われています。
というわけで、ロジャーラビットのやり方やコツのレクチャーでした。
本記事が少しでも参考になれば幸いです。