こんにちは、リュウヘイです。
本記事では、ヒップホップダンスの基本である『クラブステップ』のやり方を、動画・テキストで解説していきます。
ちなみに、僕のダンス歴は6年ほど。
これまでにはインストラクターなどの経験があります。
今回はそんな僕が「クラブステップをやってみたいけど難しそう…。」という方向けに、クラブステップのやり方から応用までをわかりやすく解説するので、ぜひ参考にしてください。
動画での解説はこちらです
「文字よりも動画を見ながら練習したい」という方は、上記を参考にどうぞ。
なお、本記事では動画の補足と応用ステップも紹介しているので、動画とあわせてご覧ください。
クラブステップとは?【ヒップホップダンスの基本です】
クラブステップは、その名のとおり「カニ」のように足を動かすステップです。
ヒップホップダンスの基本ステップとして教わることが多く、ダンスをやっている人なら必ず知っています。また、Tik TokやMVでも人気のステップなので「ダンスはやっていないけど知ってる」という方も多いですね。
クラブステップのやり方
以下のとおりです。
- 足を内股にして準備する
- 右足のかかと・左足のつま先を軸にして、右へ動く
- 軸足はおなじままで、もとの位置に戻る
- 左足のかかと・右足のつま先を軸にして、左へ動く
- 軸足はおなじままで、もとの位置に戻る
なお、②・④で左右に動くときはひざを外側に開く、①・③・⑤で中心(元の位置)にいるときは内股にする、を意識するとキレが良くなります。
最初はややこしいですが、反復練習していると無意識でもできるようになるので、まずは頭を使いながらゆっくり体を動かしていきましょう。
クラブステップを覚えるコツ
以下の通りです。
- コツ①:足をしっかり開く
- コツ②:軸足を意識する
- コツ③:リズムをつけてみる
具体的に解説します。
コツ①:足をしっかり開く
先ほど話したとおり、「つま先・かかと」を軸に左右へ動くことに慣れてきたら、足をしっかり開いて大きくできるようにしましょう。
ポイントは「膝の動き」です。
中心にいるときは「内股」、外側に開くとき「ガニ股」を意識します。
「内股→ガニ股→内股→ガニ股」という感じでメリハリがつくとステップの見栄えが良くなるので、ぜひ意識してみてください。
コツ②:軸足を意識する
動画でも解説していますが、「クラブステップが難しい」という方は、「軸足はどっちか?」をゆっくり整理しましょう。下記のとおり。
- 行きたいほうにある足→「かかと」を軸にする
- 行きたいほうと反対の足→「つま先」で押し出す感じ
例えば、中心から右に行きたいなら、右足のかかとを軸にして左足のつま先で押し出す。中心から左に行きたいなら、左足のかかとを軸に右足のつま先で押し出す。このイメージです。
基本のクラブステップをやるときは「中心・右・左」の3つの居場所がありますが、まずは「中心→外側(右or左)」を覚えましょう。
「外側から中心に戻る動き」は軸足がおなじなので、慣れてきたら「外側(右or左)→中心」をゆっくり練習します。
ここに関しては「慣れ」ですね。
コツ③:リズムをつけてみる
本格的にクラブステップを身に付けたい方は、「ステップのリズム」を意識しましょう。
というのも、ダンスの上達には「リズム取り」がすごく重要で、リズム取りが自然にできるようになると、素人感が抜けてかっこよくなります。
リズム取りに関しては、以下の記事でくわしく解説しているので、気になる方は参考にしてください。
クラブステップを曲にあわせてやってみよう
基本的なクラブステップができるようになったら、曲にあわせてやってみましょう。ダンスのステップは実践で踊ったほうがしっかり定着します。
以下に、クラブステップで人気のある曲(動画)を2つ貼っておくので、ぜひやってみてください。
①:【MV】RISING SOUL(三代目JSB)
サビ後(1:30〜)に使われてますね。振り付けの難易度はすごく高いですが、曲全体をとおしてクラブステップのような動きが使われているので、完コピして踊ってみると定着するかもです。
②:【TikTok】Oh Nanana
TikTokでもよくクラブステップが使われています。有名なのは「Oh Nanana」ですね。「RISING SOUL」よりも簡単に練習できるできるので、音楽にあわせてやってみてください。
なお、原曲はこちらです。
Oh Nanana – Bonde R300 (KondZilla)
クラブステップを応用した動き【3つを紹介します】
これまでの内容でなんとなくわかったかもですが、クラブは「つま先・かかと」を器用に使うステップです。おなじようなつま先・かかとをよく使うステップをあわせて練習しておくと”足さばき”が華麗になるのでぜひ。
応用①:スネークウォーク
クラブで前後に移動するステップです。
名前のとおり、足が”ヘビ”のように動いて見えます。
応用②:サイドウォーク
わりと有名です。
サイドウォークができると、横に移動する動きを不思議に見せることができます。
応用③:ヒールアンドトゥ
つま先・かかとの使い方を練習するならオススメのステップです。難易度は高いですが、非常にかっこよく、周りに差をつけるステップなのでぜひ。
以上、クラブステップの解説でした。クラブはヒップホップダンスの基本で、さまざまな場面でも応用できます。この記事をぜひ参考にして、クラブステップマスターを目指してみてください。