ダンスってダイエットの効果はあるの?
ダンスをしてるのにダイエット効果がないのはなんで?
こういった疑問にお答えします。
記事を書いている僕のダンス歴は6年ほど。
現在もヒップホップダンスを中心にダンスを続けています。
今回はそんな僕が、実体験をベースに『ダンスのダイエット効果』についてお話しするので、ぜひ参考にしてください。
ダンスにダイエット効果はあるのか?【結論:あります】
結論として、ダンスには少なからずダイエットの効果があります。
理由は以下のとおり。
- 理由①:消費カロリーはウォーキング以上
- 理由②:口コミで「痩せた」という声がある
- 理由③:実体験として体型維持ができている
順に解説します。
理由①:消費カロリーはウォーキング以上
ダンスをすると、少なくともウォーキングと同じか、それ以上のカロリーを消費します。
証拠として、国立健康・栄養研究所が発表している【身体活動のメッツ表】をご覧いただくとわかりますが、ダンスの消費カロリーは十分に高いです。
ちなみに「メッツ値」とは、運動によるエネルギー消費量が、安静時の何倍にあたるかを示す値のこと。
もちろんダンスの種類や運動時間によって消費カロリーに差はありますが、軽いダンスであってもウォーキングと同じかそれ以上のカロリーを消費できます。
つまり、ダンスのダイエット効果は十分にあるというわけです。
理由②:口コミで「痩せた」という声がある
ダイエットを目的としたダンス動画を例にしますが、「ダンスで痩せた」という口コミがあるのも理由のひとつです。
具体例を2つ紹介します。
例①:痩せすぎ注意ダンス
痩せすぎ注意ダンスは、ダンサーYU-SUKEさんが考案したエクササイズです。
再生回数が1,600万回(2020/09/25現在)を超える話題の動画ですが、コメント欄には「痩せた」という声が多く見られますね。
例②:2週間で10kg痩せるダンス
2週間で10kg痩せるダンスも話題になったので「やってみた方も多いのでは?」と思います。
なかでも参考になるのは「ほのかさん」という方が書かかれた記事です。
ほのかさんは実際に2週間トライしてみて「3キロ痩せた」とのことでした。
感想や動画のメリット、デメリットなどをまとめられているので、ぜひ参考にしてみてください。
ほのかさんの記事へのリンクは下記です。
[box06 title=”参考記事”]『2週間で10kg痩せるダンス』を本当に2週間やってみた結果[/box06]
理由③:実体験として体型維持ができている
じつは僕も、ダンスをはじめたころに1~2ヶ月で最大6kg痩せた経験があります。
もともと太っていたわけではないので、当時は痩せすぎて困ったくらいでした。
当初は、動きに慣れていないため相当なエネルギーを使っていたのでしょうが、歴が6年目になる現在でも、ベスト体重の±2kgくらいを維持しています。
このように、僕をふくめ多くの方が「ダンスによって痩せた」という経験をされているので、ダンスのダイエット効果は少なからずあるといえるはずです。
ダンスをしてもダイエット効果がない理由【改善策あり】
「ダンスをしてるけど痩せてないよ?」という方がいれば、何らかの原因が考えられます。
例えば、下記。
- 原因①:身体が動きに慣れてくる
- 原因②:かっこよさを重視している
- 原因③:生活習慣がボロボロである
順に解説するので、振り返りをしつつ後半の改善策を参考にしてみてください。
原因①:身体が動きに慣れてくる
僕の経験談でもお話しましたが、ダンスをはじめた当初は動きに慣れていないため相当なエネルギーを消費します。
つまり、痩せやすい時期です。
とはいえ、ダンスに慣れてくれると効率よくエネルギーを使えるようになるので、痩せにくくなっていきます。
いいかえれば「上達している」ということになりますが、ダイエットの効果は、上達に比例して小さくなるということです。
例えばウォーキングでも、最初はキツかった距離でも少しずつ楽に歩けるようになり、最終的には同じ時間でも歩ける距離は増えていきますよね。
このように、もし同じようなダンスをずっと続けているのであれば、動きに慣れてきていることが考えられます。
原因②:かっこよさを重視している
ダンスのなかでも、かっこよさやオシャレさを重視するようなジャンルでは痩せにくいです。
なぜなら、負荷がかかりにくくカロリーを消費しないからです。
さきほど話しましたが、ダンスで痩せるためにはエネルギーの消費が不可欠になります。
かっこよさやオシャレさを重視しているダンスでは、あまりエネルギーを消費できないので痩せにくいと考えられます。
原因③:生活習慣がボロボロである
あたりまえのことですが、ダンスをしていてもそれ以上に生活習慣がわるければ、痩せることはむずかしいです。
- 睡眠不足でストレスが溜まっている
- 間食でポテトチップスやドーナツを食べる
- つまみを食べながらお酒を飲む
このような生活習慣では、消費するカロリー以上に太りやすい状態なので、ダンスだけでダイエットをするのはむずかしいです。
ダンスに限ったことではないですが、生活習慣を整えることはダイエットにおいて欠かせません。
改善策①:生活習慣を整える
いまの生活にダイエットを加えるのもよいですが、まずは生活習慣を整えることをおすすめします。
というのも、いくらダンスをしても生活習慣がボロボロなら、あまり効果が期待できないからです。
さきほど話したとおり、ダンスをしていてもほかの部分で足をひっぱってしまう可能性があるので、まずは生活習慣をみなおしてみましょう。
なお、生活習慣に関しては、ぼくの愛読書でもある「最高の体調」が参考になるので、気になる方はチェックしてみてください。
改善策②:ダンスのジャンルを変える
ダンスを習慣にしていると、上達に比例して痩せにくくなることはすでにお話しましたね。
改善策として、ダンスのジャンルを変えてみるのは効果的です。
慣れない動きや新しいジャンルにすると、違ったからだの使い方をするので、エネルギーの消費量もおおくなるからです。
もし可能であるならばダンスのジャンルを変えて、いまのダンスより負荷のかかるものを検討してみましょう。
改善策③:負荷を大きくする
あたりまえですが、負荷をおおきくすればエネルギーの消費量はさらにおおきくなります。
負荷をおおきくする方法は、以下を参考にしてみてください。
- 全力で踊る機会を増やす
- ステップ重視のダンスを踊る
- 激しめの振り付けを練習する
なんとなく予想はつくと思いますが、ようするに「きつい練習も取り入れましょう」ということです。
とはいえ、毎回きついダンスをするとモチベーションが続かなくなるので、ときどき負荷のおおきいダンスをするようにしてみましょう。
だらだらと軽いダンスを続けるよりも、からだの慣れを防いでくれるのでおすすめです。
【おすすめ】ダイエット効果のありそうなダンス動画
じつをいうと、ダンスのダイエット効果を高める方法として極論は「追い込み」がポイントです。
というのも、ダイエット系のダンス動画はたくさんありますが、なにを取り組むにせよ、「どれだけ負荷をかけられるか」でエネルギーの消費量が変わるからです。
厳しいことをいうかもですが「楽して痩せる」のはけっこうむずかしいと思うので、本気で痩せたければ多少なりとも負荷をかける必要があります。
以上をふまえたうえで、負荷をかけつつも楽しくダンスで痩せたい方は、下記を参考にしてみましょう。
楽しそうなフワフワした動画をなんとなくやるのも良いですが、ちゃんと痩せたい方は「Marina Takewaki」さんの動画が参考になります。
理由は、単純ですが負荷をきちんとかけられますし、なんとなく見ていて清々しいからです。笑
こういった、負荷をかけつつ楽しく踊れそうなダンス動画に取り組んでみると少なからず結果は変わると思うので、ぜひチャレンジしてみてください。
上の動画はあくまで参考程度なので、負荷がかかればご自身で見つけた動画でも問題なしです。
まとめ:ダンスにはダイエット効果がある【理想ボディを手に入れよう】
記事のポイントをまとめます。
- ダンスにはダイエット効果がある
- 効果が出てない方は原因を見つけて改善しよう
くり返しですが、ダンスでダイエットをするならば「負荷」がポイントです。
負荷さえきちんとかけていれば、おそらくどんなダンスをしていてもダイエットは可能だと思います。
「ツライ」と思う瞬間もあるかもですが、理想のからだを手に入れるために根気強く頑張ってみましょう。
というわけで、今回はここまでとなります。
本記事が少しでも参考になれば幸いです。