こんにちは、リュウヘイです。
今回は、ダンス歴6年ほどの僕が、ダンスの基本ステップである『ラコステ』のやり方・コツを、わかりやすく解説します。
もし「文字よりも動画を見ながら練習したい」という方は、下記の動画を参考にどうぞ。
本記事では、動画の補足・大事なポイントをまとめたので、より理解を深めたい方は動画とあわせてご覧ください。
ラコステのやり方
実際のやり方を図にまとめました。
やり方を整理すると、下記のとおり。
- エン:ダウンで準備
- ワン:右にひねる(右かかと,左つまさき)
- エン:ダウンで準備
- ツー:左にひねる(左かかと,右つまさき)
これをくりかえすと4カウント、8カウントのラコステもできるようになります。
まずは図の基本的なやり方をおぼえ、なれてきたら次で紹介するコツを参考して、細部までこだわってみましょう。
ラコステを習得するコツ
以下のとおりです。
- コツ①:エンカウントで準備する
- コツ②:腰のツイストを使う
- コツ③:重心は真下のイメージ
具体的に解説します。
コツ①:エンカウントで準備する
前提として、ラコステのリズム取りは「アップ」でおこないます。うごきでというと、足の向きをかえる(ツイスト)のときに「アップ」です。
つまり、アップでリズムを取るためには、エンカウントで”ひざ”を曲げ、準備しておく必要があります。
足のうごきだけでもラコステはできますが、よりダンス感を出すためには、ダウン・アップの「上下のリズム」を見せられるとさらに良いです。
[box04 title=”ラコステの流れ”]エン(ダウン)→ワン(アップ)→エン(ダウン)→ツー(アップ)…[/box04]
コツ②:腰のツイストを使う
足の向きをかえるうごきでは、足先だけでなく「腰のツイスト」も意識しましょう。理由は、うごきがおおきく見えるからです。
具体的なやり方は、足先を右に向けるなら腰も右へツイスト、左に向けるなら左へツイストです。
実際にやってもらうとわかりますが、足先だけでうごかすとステップが”ちぢこまって”見えます。しかし、「腰のうごきにつられて足もうごく」という意識でやると、ステップがおおきく見えます。
コツとして、アップのリズム取りだけでなく、腰のツイストでもリズムを感じるイメージでやるとさらに良いです。
補足:上半身の向きは正面です
腰のツイストというと、上半身も腰と一緒についていってしまう方がいますが、それはNGです。
なぜなら、上半身もついていってしまうと、腰のツイストが見えなくなるからです。
「せっかく腰のツイストを意識してるのに、なんかツイスト感がないな」という方は、上半身を正面にのこす意識でツイストしてみてください。なんなら、腰と反対のほうこうにねじるくらいでOKです。
「腰のツイストは、ステップをおおきくみせるため」、「上半身を正面にのこすのは、腰のツイストをはっきりみせるため」という目的を覚えておきましょう。
コツ③:重心は真下のイメージ
ラコステをやるときの重心は、「からだの真下」です。
もしからだを左右にふって重心をずらしてしまうと、足のうごきが目立たなくなります。
また、ラコステに似たようなステップで「フォーシング」がありますが、それは重心を左右にずらすステップなので、区別がつかなくなります。
「細かいな…」と思うかもですが、しっかりとステップを身につけたい方はぜひ意識してみてください。
手のつけ方について
基本的な手のつけ方として教えられているのは、以下の図のとおりです。
イメージは、腰のツイストと反対に腕をふる感じです。
とはいえ、手のつけ方は最終的に自由なので、「あまりこだわらなくてもいいかな」という気がします。
僕も振り付けでそろえるとき以外は、ほぼテキトーです。笑
ラコステの応用ステップ
記事の最後に、ラコステを応用した2つのステップを紹介します。
ラコステとあわせて練習すると、効率よくステップを覚えることができるのでぜひ。
ハッピーフィート
ラコステに16ビートのリズム取りをくわえたステップです。
ぼくの肌感覚では、ラコステよりもハッピーフィートのほうがよく使われています。ほぼおなじような足の使いかたなので一緒に覚えておきましょう。
ブルックリン
ブルックリンは、弓矢を引くようなうごきが特徴のステップで、足の使いかたにはラコステを応用することができます。
かならずしも「ラコステを使わなければいけない」ということではないですが、興味のある方は一緒に練習してみるとよいです。
なお、ブルックリンについては、やり方やコツを図解した記事があるので、こちらも参考にしてみてください。
【ブルックリン】ダンスの基本ステップをレクチャー【図解・動画あり】
というわけで、ラコステのやり方・コツを解説しました。
本記事が少しでも参考になれば幸いです。