ヒップホップダンスの練習におすすめのDVDを教えて。
こんな疑問にお答えします。
記事を書いている僕のヒップホップダンス歴は6年ほど。
そんな僕も最初は初心者で、いろんな教材を参考に練習してきました。
今回は、そういった経験も踏まえてお話ししていくので、ぜひ参考にしてみてください。
ヒップホップダンス初心者におすすめのDVD【二択です】
ヒップホップダンスのDVDは種類がたくさんあるので、2つに絞りました。
ポイントは「基礎や基本の解説があるもの」です。
理由は、ヒップホップダンスでは基礎や基本、特に「基礎」が何よりも大切だから。
たくさん練習をしても基礎が固まっていないと”なかなか上達できない”ので、まずは基礎や基本の解説がある下記のDVDを反復練習してみましょう。
注意点
これからDVDをいくつか紹介しますが、その際、どれか1つに絞るようにしてください。
というのも、あれもこれも選ぶと結局は中途半端な練習になり、浅くなるからです。
まずは1つ、確実に反復練習しましょう。
では、紹介していきます。
①:みるみる上達する!ストリートダンストレーニング
僕がはじめて買ったダンスの教材でして、ヒップホップダンスだけでなくロックダンスの基本も一緒に学べます。
DVD付きで、難易度は低め。
完全初心者のかたにはちょうどいい内容です。
ちなみに、ヒップホップダンスは様々なダンスのいいところを取り入れていて、ロックダンスの要素もたくさん入っています。
似ている動きや共通の基本があるので、やっておくと良いかもです。
②:1時間でカッコよく踊れる ヒップホップダンス基礎編
「①:みるみる上達する…」に似た内容のDVDです。
違いは以下の通り。
- ①みるみる〜:本格的なストリートダンサー向け
- ②1時間で〜:バックダンサーやステージダンサー向け
上記のとおり。
詳しくは触れませんが、ヒップホップダンスには様々な分類があり、どんな踊りかたをしたいかで選ぶDVDが変わるわけです。
例えば、僕がやっているヒップホップダンスは「①:本格的なストリートダンス」で、EXILEさんのようなヒップホップダンスは「②:ステージダンサー」の分類になります。
基礎は大きく変わりませんが、本格的なストリートダンスなら【①:みるみる〜】、バックダンサーやステージダンサーを目指すなら【②:1時間でカッコよく〜】を選びましょう。
迷っている人は「①:みるみる〜」からでOKです。
ヒップホップダンス経験者向けのDVD【レベルアップしよう】
本当ならこれから紹介するDVDも見るとさらに上達できますが、冒頭にも話したとおり、DVDがありすぎても良くないのは事実です。
「最初の1歩」の意味で先に2つのDVDを紹介しましたが、「簡単すぎ」「何回か反復練習をした」「もっと色々チャレンジしたい」、という方がいればこれから紹介するDVDも試してみてください。
①:1st STEP HIPHOP超入門編
僕がヒップホップダンスを本格的にはじめてから、1番最初の教材として参考にしていたDVDです。
特にステップや技を覚える内容になります(難易度は低め)。
それから、本物のトップダンサーの映像も収録されているので、そういった映像を見れるのは良い点です。
とはいえ、個人的には基礎が物足りない内容かなって感じなので、最初に紹介したDVDを反復練習したのであれば、買う必要ないです。
興味がある人や幅を広げたい人は「1st STEP」も繰り返し練習すると、できることが増えると思います。
②:ダンス・スタイル・ヒップホップ
ヒップホップダンスを初心者からでも本気でやっていきたい方、2つ目の教材を探している方は迷わずコレです。
本記事で紹介するなかでは、もっとも本格的かつバイブル的なDVDで、「①:1st STEP」にもある基礎や基本を、さらに深掘りして身に付けることができます。
映像は少し古いですが、質は間違いなし。
初心者からでも本気で上達したいかたは即決ですね。
繰り返しですが、本格的な内容なのでヒップホップダンスを軽くやってみたい方には、これまでに紹介したDVDがおすすめです。
③:New School Dictionary
ヒップホップダンスのステップや技を覚えるだけでなく、歴史的な背景も知りたい方におすすめの教材。
練習用というよりは、ヒップホップダンスの「教養」に近いDVDです。
New School Dictionaryでは、これまでに紹介したDVDでも解説されるステップや技の「由来」を知ることができます。
僕も何度か見返して勉強してます。
技術的な練習にはこれまでのDVDがおすすめですが、カルチャー的な面も勉強してみたい方はぜひ。
けっこう面白いです。
追記情報
2020年9月9日の時点で、大手通販サイトでは「New School Dictionary」を取り扱っていないようです。
もし気になるかたは「メルカリ」などで探してみると見つかるかもしれません。
ヒップホップダンス初心者がDVDを見つつやるべきこと
DVDを見つつ、次の3つを意識しましょう。
- その①:必ず反復練習する
- その②:振り付けで踊ってみる
- その③:即興で踊ってみる
この辺はサクッとお話ししますね。
その①:必ず反復練習する
「もうわかったよ!」と思うかもですが、必ず反復練習しましょう。
ポイントとして、できないことはもちろんですが「できること」も反復練習です。
具体的なことは以下の記事で解説していますが、ヒップホップダンスでは反復練習が何よりも重要なので、覚えておきましょう。
その②:振り付けで踊ってみる
DVDではステップや技を単体で覚えられますが、それだけでは不十分。
より実践的に身に付けるために、振り付けでも練習しましょう。
振り付けは様々なステップや技の組み合わせなので、本当に身に付いているか確認できるからです。
例えば、単体ではできるのに振り付けになるとできなかったり、忘れていたりするステップが必ず出てくるので、「反復練習→振り付けでも練習」のサイクルを繰り返しましょう。
参考:振り付けでステップの練習をしてみよう
下の動画では、ヒップホップダンスの基本ステップ「チャールストン」が身に付いているかの確認と応用の練習ができます。
こういった振り付けで練習すると、ステップや技がより身に付きやすく、応用にも強くなるのでやってみましょう。
下記の振り付けは難易度が高めなので、参考までにどうぞ。笑
その③:即興で踊ってみる
余裕のある人はチャレンジ。
というのも、即興で踊ってみると「本来のダンス力」が試されるからです。
振り付けはあらかじめ作られているものを思い出す作業ですが、「とっさに思い浮かんだステップを音楽に合わせてできるか」は確認できません。
また、即興で踊る練習をしている人は、振り付けのなかでも自然体でいられることが多く、上達も早いです。
苦手なステップやリズムが崩れてしまうパターンを発見できるので、ときにはテキトーに音楽をかけて即興で踊る練習もしてみましょう。
僕も即興で踊る練習をしています
参考までに紹介しますが、僕はいつも練習の最後は即興で踊る練習をしていて、動画も撮って確認しています。
練習でやったことが身に付いているかの確認と、不自然な部分やダサい部分を改善できるからです。
即興で踊ることはすごいように思えますが、僕も最初はまったくできませんでした。
地道な基礎練習と、ステップや技の反復練習がすべてです。
DVDを参考にしつつ、「反復・振り付け・即興」の練習もしてみてください。
というわけで、今回はここまでとなります。
初心者の方が最初に見るべきDVDはこちら