こんにちは、リュウヘイです。
本記事では、ダンスの基本ステップである『ランニングマン』のやり方を、動画・テキストで解説していきます。
ちなみに、僕のダンス歴は6年ほど。
これまでにはインストラクターなどの経験があります。
今回はそんな僕が「ランニングマンのやり方やコツを知りたい」という方向けに、ランニングマンのやり方・コツをわかりやすく解説するので、ぜひ参考にしてください。
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動画での解説はこちらです
「文字よりも動画を見ながら練習したい」という方は、上の動画を参考にどうぞ。
なお、本記事では、動画の補足を含めさらに詳しくランニングマンについてまとめているので、より理解を深めたい方は動画とあわせてご覧ください。
ランニングマンとは?【王道のダンスステップ】
「ランニングマン」は、ダンスの基本中の基本というくらい定番のステップです。
2014年には、三代目JSoulBrothersの「R.Y.U.S.E.I.」が大ヒットし話題にもなりました。
以下からは、そんなランニングマンのやり方をレクチャーし、うまくできるコツについても解説していきます。
ランニングマンのやり方
以下のとおり。
- 右足を上げる(+左足を真下にもってくる)
- 右足を下ろす+左足をうしろに引く
- 左足を上げる+右足を真下にもってくる
- 左足を下ろす+右足をうしろに引く
- ①~④をくり返す
テキストだとわかりにくいですが、冷静に練習すれば必ずできるようになります。
ランニングマンを覚えるコツ
以下のとおりです。
- コツ①:2つの局面を覚える
- コツ②:リズム取りを使い分ける
具体的に解説します。
コツ①:2つの局面を覚える
ランニングマンを習得するためのポイントは、「2つの局面」をしっかり覚えることです。
具体的には、「1.片足を上げるとき、もう片方を真下にもってくる」と「2.足を下ろすとき、ついてる足をうしろに引く」の2つです。
例えば、「1」のとき足を真下にもってこないと、どんどん後ろに下がっていきます。また、「2」の局面でうしろに足を引かないと、「その場で足踏みをしてるひと」みたいになります。
ランニングマンをやるときは、2つの局面をはっきりさせるとキレが良くなるので、まずはゆっくりと流れを整理してから練習してみましょう。
コツ②:リズム取りを使い分ける
ランニングマンは、「ダウン」と「アップ」両方のリズム取りにあわせることができます。
僕がやっている使い分けは下記のとおり。
- ダウン:重たく見せる(ゆっくりめの曲)
- アップ:軽やかに見せる(はやめの曲)
参考までに紹介しておくと、「R.Y.U.S.E.I.」で使われているランニングマンは、「アップ」のリズム取り。曲のテンポがはやいので「アップ」のほうが合ってますよね。
ざっくりではありますが、上記の使い分けをすると印象が変わるのでオススメです。
なお、ダンスの基本的なリズム取りについては、以下の記事でくわしく解説しているので、気になる方は参考にしてください。
手のつけ方について
手のつけ方は自由にアレンジしてOKですが、「どうしたらいいのかわからない」という方にワンポイントアドバイスです。
僕がランニングマンを教えるときは、「雑巾(ぞうきん)の両端」を左右の手でそれぞれ持っているイメージで練習します。
- 足を上げているとき:両手を伸ばして雑巾をピンと張る
- 足を下ろすとき:雑巾を絞りながら肘を曲げて刀をしまう感じ
雑巾を絞るときは、「2」の局面で引いた足の方に”刀をしまう感覚”で、さらに雑巾を縦にするとカッコよくなります。
「雑巾を前に出して横にピンと張る」→「雑巾を絞る+引いて縦に収める」を繰り返しやってみましょう。
ランニングマンを曲にあわせてやってみよう【元祖版です】
以下では、ランニングマンが使われている動画を3つ紹介します。
なお、「R.Y.U.S.E.I.」のような最近のものではなく、ランニングマンが誕生した1980年~90年ごろの『元祖ランニングマン』をまとめました。
当時のイケイケ感を参考にしながらぜひやってみてください。
①:Bobby Brown – Every Little Step
『元祖ランニングマン』といえばこの曲。
1988年にリリースされ、彼にあこがれた若者たちがこぞってランニングマンを踊りはじめました。
ちなみに、当時は「ニュージャックスイング」というジャンルの音楽が流行していて、ランニングマンもこの時代に確立したとされています。
なお、ニュージャックスイングについては別の記事でくわしく解説しているので、気になる方は下記を参考にどうぞ。
ミドルヒップホップとは?【踊りの特徴や代表ステップを解説】
②:MC Hammer – U Can’t Touch This
1990年にリリースされ大ヒットした曲。
Every Little Stepと同様に、ニュージャックスイングに分類される音楽です。
当時、日本の芸能人(とんねるず)がこの曲のパロディを制作し、CMで放送されたことでもランニングマンが有名になりました。
③:Janet Jackson – Rhythm Nation
ランニングマンといえば、Bobby BrownやMC Hammerが有名ですが、実はJanet Jacksonの「Rhythm Nation」でもランニングマンは使われています。クールでキレキレなダンスが特徴的です。
以上のように、ランニングマンは1980年ごろから現代にも受け継がれるステップで、今後もMV等で使われる可能性はおおいにありそうです。
よくある質問:ランニングマンが早くできないです。なぜでしょうか?
考えられる原因は3つあります。
- 2つの局面を理解していない
- 曲のテンポを把握できていない
- リズム取りと動きがあっていない
くりかえしですが、ランニングマンは2つの局面が連続しています。そして、だいたいの音楽は「表拍→裏拍→表拍→裏拍」の2つの拍が連続しています。
つまり、本来であれば「1の局面=表拍」→「2の局面=裏拍」→「1=表」→「2=裏」というように、動きと泊数(=リズム)はマッチするはず。
もし、2つ以上の動き(=ムダな動き)が入っていたり、そもそも音楽の「表拍・裏拍」が把握できてなかったりすると、曲に合わせるのは難しいです。
解決策は下記のとおり。
- 2つの局面を練習する
- 曲のテンポを把握する
- リズム取りと動きが合うまで練習する
実は、ダンス歴が6年ほどの僕も、テンポの速い曲を聴いて”その場でランニングマンをあわせる”というのは、わりとキツイです。しかし、曲のテンポを理解して慣れるまで練習すればできるようになります。
ようするに、「慣れるまで練習する」がいちばんの解決策ということ。
これを機にランニングマンをぜひマスターしてみてください。
以上、ランニングマンのやり方・コツの解説でした。
本記事が少しでも参考になれば幸いです。